久里浜医療センター

WHO (世界保健機関) アルコール関連問題研究・研修協力センター

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アルコール依存症患者の身体合併症の頻度とリスクの変遷に関する包括的疫学研究

 a) 背景および目的
 アルコール依存症の身体合併症は肝硬変、慢性膵炎、糖尿病、高血圧、がんなど多彩ですが、発症には単に多量飲酒だけでなく、酒類の種類、喫煙、食習慣、年齢、C型B型肝炎ウイルス、肥満度など多くの要因が影響しています。過去20年間に、久里浜医療センターのアルコール依存症患者様では、焼酎への嗜好の高まり、喫煙習慣の減少、食生活の健康志向、高齢化、C型B型肝炎ウイルス感染の減少が見られました。本研究は既存するカルテの情報を用いて、このような要因の変化が身体合併症の頻度とリスクにどのように影響を及ぼしているかを包括的に検討します。
b) 研究対象および選定方法
 1993年―2011年に久里浜医療センターでアルコール依存症の入院治療を受けられた約7000例の保管されているカルテを対象とします。
c) 研究方法
 カルテに記載された肝硬変、慢性膵炎、糖尿病、高血圧、がんの診断と、入院年、年齢、身長・体重、飲酒・喫煙・食習慣、身体合併症の既往歴、末梢血・生化学血液所見、C型B型肝炎マーカー(HCV抗体、HBs抗原)、胃切除・食道静脈瘤・前がん病変・がんなどの内視鏡所見などとの関連を検討します。データは解析前にカルテ番号を消去し匿名化を行います。
この調査では、上記内容を活用させていただきますが、集計、解析の際に匿名化して情報を扱い、患者様の個人情報を厳重に保護し、患者様に不利益が生じないように配慮いたします。この調査によって得られた情報は、研究の目的以外には使用いたしません。カルテのみの調査であり、電話や手紙等で患者様に直接、情報をうかがうことはありません。
対象に該当する患者様で、この研究について疑問、または情報提供拒否のご意見がございましたら、下記の研究代表者まで、お知らせください。ご連絡がない場合には、貴重なデータとして本研究に活用させていただきます。

研究期間:2012年6月- 2017年6月まで
久里浜医療センター倫理委員会:2012年6月21日承認   
研究代表者:国立病院機構久里浜医療センター 臨床研究部長 横山 顕

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