久里浜医療センター

WHO (世界保健機関) アルコール関連問題研究・研修協力センター

  • HOME
  • サイトマップ
  • English

医療現場での音楽の利用 −「聴く音楽、効く音楽」コンサート−

洗足学園音楽大学SILVER MOUNTAIN OPENING CONCERT『右脳で聴く音楽/左脳で聴く音楽』


当院の大腸内視鏡検査は全例無麻酔で施行しております。

当院水上の開発した浸水法”WATER NAVIGATION COLONOSCOPY”を用い、挿入困難例の疼痛を画期的に軽減した先端柔軟大腸内視鏡を運用することで、「3つの病院で盲腸まで入らず、ものすごく苦しかった」「麻酔をかけているのに信じられないほど痛かった」という方達が麻酔なしでも笑顔で検査が行えるようになりました。

ただ私自身も無麻酔大腸内視鏡を3回経験しており、痛いどころか内視鏡がどこにあるのかさえわからない状況でしたが、検査で緊張しなかったと言ったら嘘になります。

ましてやこれまで「大腸内視鏡は痛くて大変だった」「検査で腸に穴をあけられた人がいる」といった怖いうわさを耳にしたことがある一般の方が緊張しないわけがありません。

音楽の医療現場での活用
そこで我々が患者様のリラックスのため活用しているのは検査中の音楽です。
音楽の治療効果も古くから知られ、ピュタゴラスは竪琴をひいて精神を病む人に聞かせたとされ音楽療法の元祖とも考えられています。

もちろん麻酔をかけて緊張を取る方法もありますが、麻酔薬自体にも副作用はありますし、血圧や呼吸状態など全身状態の管理が必要になります。

また医療者の側もリスクがあり、見落としが許されない検査を長時間続けるのは精神的にも身体的にも非常にタフな状況です。ただ、これこそ薬を飲んでどうにかできる状況ではありません。

音楽でこれらの状況が緩和されるのであれば、副作用もなく、また患者・医療者ともに楽しく検査が出来るようになるのではないでしょうか?

というのが今回の企画の原点です。

 

音楽の受け止め方の違い
実は音楽の受け止め方は音楽のプロと一般人とでは全く異なります。
音楽のプロにとって音楽の一音一音は言葉のように明確な意味を持ち、検査中に音楽を聴いてもリラックスしませんし、場合によってはイライラすることもあるようです。
ところが私を含めた人口の多くを占めると思われる人たちには音楽の一音一音は言葉のような意味を持ちませんが、情動に作用してリラックスさせることができるようです。

 

コンサートのテーマ
今回、演奏をしてくださったのは洗足学園音楽大学講師 川崎智子先生です。
川ア先生はチャイコフスキーやラフマニノフといった高名な音楽家を輩出したモスクワ音楽院大学院ピアノ科を首席で卒業されています。

医療現場、検査中の音楽についてお話を持って行ったところ、前項の受け止め方の違いで最初は全く話が通じませんでした。

その後、御同僚、学生さんたちの調査をされて音楽の受け止め方の違いにご理解を頂き、音楽の旋律・リズムの意味についてプロの視点からの解説と音楽一般人の私の選曲への考察をされたのが今回のコンサートです。

前半は川崎先生が演奏とともに基本的な音楽の旋律・リズムの意味の解説をされています。
後半は私が医療現場、検査室での音楽の活用状況についてコメントし、川崎先生に私が検査室用に選曲した曲を演奏していただき、専門家としての解説をしていただきました。
音楽一般人の感性的な選曲が専門的にはどうだったのか、よろしかったらご視聴ください。


poster


動画サイトYouTube  洗足学園音楽大学SILVER MOUNTAIN OPENING CONCERT


ページTOPへ
Copyright(C)2010 National Hospital Organization Kurihama Medical and Addiction Center. All Right Reserved.