久里浜医療センター

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「ねじれ腸マッサージ」の効果と反響

      テレビで放映されてからいろいろな大きな反響を頂きました。

      私が専門とするのは過敏性腸症候群(IBS)です。ただ、「症状の発現にストレスの関与がないIBS」は現状では「腹痛がある便秘」ととらえられています。そのため番組では一般にわかりやすいように「腹痛がある便秘」がテーマとなりました。ストレスの関与がないIBSと便秘の区別は困難で、同一の場合もあります。

      番組で出演された5名は「ねじれ腸問診」を2項目以上満たし症状は「腹痛がある便秘」ですが、RomeIIIという国際診断基準からは「IBS」と診断されます。CTコロノグラフィーでは5名中4名が番組でご提示したように実際に腸管形態が「ねじれて」いました。

 
左胸下の2ループ          マッサージ前(立位)        マッサージ後(立位)

       番組で出演された方のCTコロノグラフィーとマッサージ前後のレントゲンを示します。S状結腸の曲りも強いですが、横行結腸と下行結腸のつなぎ目(画面右上)に2つのループがあります。
       レントゲンは立った状態でマッサージ前後に撮影されています。ガスは黒く見え便は少し白く見えます。わかりやすくするため便を青でトレースしました。
      マッサージ前は上行結腸と横行結腸が拡張し骨盤へと下垂しています。マッサージ後は便の量が著しく減少し、横行結腸が持ち上がり別人の腸のようです。

       放送後すぐ病院にマッサージが著効したとのご報告を多数いただきました。
ねじれ腸に関連するネットやブログでも「ねじれ腸問診」を満たす方には非常に有効で、
● 「番組を見た翌日から毎日便が出るようになった」
● 「5日に1回が毎日出るようになった」
● 「便秘がマッサージで簡単に治っちゃった!」
● 「お薬なしでお通じが出た、消費税0%になったくらい嬉しい」

ブログで他の人に薦めていただいているのは効果があった証拠と番組を通じ社会貢献ができたと嬉しく思っております。

また
●  「いろいろな薬は効かなかったがマッサージでスムーズに出た」
●  「マッサージをやめると出ないが、再開すると出る」
●  「長い期間やっても効果が持続する」
●  「親娘で翌日に出た」
というご報告は
@ マッサージと薬とは便秘改善のメカニズムが異なる
A マッサージの効果には再現性がある
B マッサージは長期間にわたり効果が持続する
C 外来に来られる方以外でも腸の形が似ている親子が多くいる

という私の理論の裏付けになるもので番組のおかげで貴重な事実を知ることができました。

 かく言う私自身も「ねじれ腸問診」2と3と4を満たす「ねじれ腸」なのですが、運動不足になるとおなかが張って痛くなります。自分自身で「ねじれ腸マッサージ」をしていますが、トイレがつまるくらい大量の便が出て体重が2kgも減ったことがあります。

  ただ便秘にはご存じのとおり様々な要因が存在します。急激な腹痛や血便、体重減少がある方は医療機関を受診すべきですし、便秘専門外来などでこれまで適切に治療されている方は主治医の先生を信頼して治療継続されることをお勧めします。

● 「ねじれ腸問診」を満たす「ストレスの自覚のないIBS」や「腹痛がある便秘」の方にはねじれ腸マッサージ
   の効果が期待できます。
● 日本人の腸の形は多種多様です。ほとんどをカバーするようにマッサージを設定していますが、特殊な
   腸管形態の場合は大腸検査をして適切なマッサージ法を指導いたします。

       (腹部疾患がある方や妊娠中の方は主治医の先生と御相談ください。)

従来治療が無効の「過敏性腸症候群」や「腹痛を伴う便秘」の方のご受診をお待ちしております。

IBS・便秘外来 月曜・金曜 8時30分から11時まで受け付け
       同日(月曜日)の検査を希望される方は電話で予約お願いします。
                                                            水上 健


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