久里浜医療センター

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小児排便障害患者の治療体験談

当院のIBS・便秘外来は小児のIBS・便秘を診察し、得られた知見を国内外の学会で積極的に発信しております。 
これまでの検討で当院の成人IBS患者の49%、成人便秘患者の42%が16歳未満の小児期発症であることがわかっております。
どのような病気でも早期発見・早期治療が重要です。
小児IBS・便秘は成人に比し病悩期間が圧倒的に短いこともあり、成人で行っている「病態に応じた治療」を行うとその回復の速さに驚かされます。
成人で重要な大腸癌除外が小児では不要なため、問診と診察、腹部X線写真、思春期の患者ではストレスを数値化する検査を行うことで直腸の状態・腸管形態、ストレスの関与を含めた病態の把握が可能です。
患者様とその家族がこれまでどのように病気と向き合ってきたか、そしてその回復への足取りがどのようなものであったかはIBSや便秘に悩む小児の患者様とそのご家族にとても重要な情報と思います。
小児IBS・便秘患者のお母さまからの闘病・治療体験談を提示いたします。

7歳女児 機能性便秘のお子さん

またみせてと仰っていただいたのに、その後、足を運ぶことなく、だいぶ月日が経ってしまいました。
その後、娘は、オリゴ糖なしでも、3日に1度、調子が良いときには2日に1度、自然排便できるようになりました。
便意を感じていなくても、決まった時間に、トイレに行ってふんばったら、排便できているような感じです。
先生に、排便時の態勢を教えていただいて、本当に良かったです。
感謝しています。ありがとうございます。

生後からの便秘でマグネシウム、ピコスルファートが当初より連日投与されていたお子さんです。
おしりの問題による直腸性便秘だったため、浣腸で直腸をリセットしたのちオリゴ糖のラクツロースで便を軟らかくしてお子さんに合った排便姿勢を指導しました。
ラキソベロンが長期間連用されていたため減量・中止と浣腸を用いた排便リズムの回復に半年程度を要しましたが薬なしでもお通じがあるようになり、便秘を卒業できました。

 


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3歳男児 S状結腸のねじれとおしりの形による慢性便秘のお子さん

息子は、生後6カ月の離乳食が始まったくらいから、便秘が始まりました。
だんだん、ひどくなり1週間出ないことも多々…
便秘で、吐き気があったこともありました。
排便の時には、毎回、まるでお産のように泣き叫び、震えながらするようになり、
「排便=痛い&恐怖→我慢→余計硬くなる」という、負のスパイラルに陥りました。
近所の小児科へ数件行っても、同じような便秘薬を出され、一向に改善の気配が全くない日々が、2年位続いてました。

親子でも心身ともに限界になってきたとき(息子2才半頃)、インターネットで色々と調べてるうちに、久里浜医療センターの、小児便秘外来のページにたどり着きました。
幼子を連れての通院距離に、行くか迷いましたが、口コミなどを見て、行く決心がつきました。
レントゲンをとってもらい、診察してもらったところ、S字結腸がきつく捻じれて、便がつまっているということでした。
排便の体勢や、マッサージなどの生活指導など、細かくアドバイスいただき、モニラックを飲みながら、出ないときには、無理せず浣腸をしながら、様子を見ることになりました。

今まで、近所の小児科に行っても、理由が分からないまま、治療を続けるより、ここへきて、原因がわかり、治療をできることが、何より気持ちが前向きになりました。

排便できた日には、カレンダーに好きなシールを貼って、親子で喜ぶ(誉める)!!日々が続きました。
そのうち、だんだんと3日に1回→2日に1回→毎日と、排便する回数が増え、リズムがついてきて、便秘卒業が見えてきました。
本人は、「排便=恐怖&痛い」という気持ちから、「排便=すっきり、気持ち良い」という感覚になってきてます。
担当医の水上先生は、穏やかで、子どもも怖がらずに受診できて、私も色々相談しやすかったです。その間の不安や質問については、丁寧に対応してくださり、本当に心強く、先生のおかげで、頑張れました。
うちの息子のように、今、便秘で悩んでる親子にとって、少しでも参考や励みになればと思います。

小児に多い直腸性便秘だけではなくS状結腸のきつい捻じれが原因で便秘になっていたお子さんです。刺激性下剤が長期間処方されていたため回復に時間はかかりましたが直腸性便秘の治療と合わせ、腸のねじれに対する対処で便秘を卒業できました。


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海外在住の13歳男児 便秘型IBS(痙攣性便秘)のお母様の闘病記

海外在住の13歳男児 便秘型IBS(痙攣性便秘)のお母様の闘病記
急性腸炎を契機に便秘型IBS(痙攣性便秘)になったお子さん。
海外での病態に合わない治療から大腸の強い痙攣による便量の著しい減少と高度の腹痛の悪循環になり、長い間、病気と闘いました。
海外から通われてレントゲンでおなかの状況を把握しながらの認知療法や生活指導で3年間かけて改善しましたが、お母様のお子様への適切なバックアップが回復における一番のポイントでした。
ご本人の体験談、お母様の取り組みについてお手紙を掲載いたします。

この病気の一番大変な所ですが、海外、日本を問わずまだ認知度が低く、医療現場でもまず適切な診断、治療ができる方が少ないことに困りました。
そのため、痛み、便秘などの症状に加え、原因がわかるまで本人も家族も不安な思いを抱えていかなければいかず、結果この不安な気持ちが本人の痙攣や便秘などの症状に拍車をかけてしまう事に繋がってしまったようです。

また、「便秘」「腹痛」「検査後も器質的な異常がない」ということで生死と隣り合わせと見なされず、一部の医療関係者や社会ではなかなか「切迫している」という形で取り組んで頂きにくかったようです。
特に、「便秘」という大きなくくりで見られてしまった場合、治療法が痙攣性便秘に合わないものを勧められるリスクがあり、その結果症状が悪化してしまった事が悲しいところです。

ひどい痙攣性便秘であったため休む間もなく腹痛が起き、いくらカサが減りがちな便秘と言っても長期間排便がないと本人にとっては不快感がありました。
慢性化した症状は身体的にも、精神的にも実際生活に支障をきたしたように思います。
怪我などは「包帯」や「ギブス」など、分かりやすいものをつけているため、周りも気をつけていてくれるのですが、この症状は外から見えない分やはり忘れられてしまう傾向にあります。
特に患っている本人が幼い場合、その病の説明や自己表現もなかなか周りにできないため、毎日の学校生活などでは「置いてけぼり」になりがちなのではないかと母親としていつも心配していました。
そのため、学校の先生方、保健師の先生、習い事の先生などが変わるたび、いつも事情を説明しなければならない状態でした。

厳しいようですが、所詮周りは他人、しかも認知度が低い病の上、命に関わる重篤な病と思われていないので、
「はい、わかりました」、と言われても、中にはやはり腑に落ちない表情をされる方、「これは、治るものなのですか?」と中には聞かれた方もいらっしゃいましたし、腹痛の状態をあまり気にならない方もいらっしゃいました。本人は非常に辛いのに、周囲の理解を得るのに苦労する病だと思います。
母親は、「実際の症状のフォロー」のほか「周囲に理解者を増やす事で、本人が安心できる環境を整える事」、そして「本人とよく話し合い、本人が理解し、また味方がいるということを知って安心すること」が必要だと思います。

「君は必ず治る!!!絶対治る!!!治った時、君は何倍も何倍も強くなってるよ。」「ママやパパは絶対どんな時も君が大好きだよ!!!」と、これらはとにかくいい続けました。

小学校の間は「しんどかったら、休憩しながらで大丈夫。」といって安心させながらゆっくり育てることができましたが、息子が大きくなってくると自尊心などもできてくるため、学校やスポーツなどで休んだことで「遅れる」「仲間に入って行きづらい」というのが精神的にプレッシャーになってくるのでは、と私にもプレッシャーがかかってきました。そして、プレティーンやティーンなどの成長過程にある子どもを支えていく上で難しいのが「不安を取り除きつつも」、「休憩」と「押しどころ」のさじ加減をする事だと思います。

息子は以前の治療のせいか、薬に対して抵抗がありましたが、水上先生をとても信頼しており、説明すればちゃんと飲んでくれるようになりました。
これを考えると、医師、親子の信頼関係がとても大切だと痛感しました。
しかし、浣腸だけはとても辛かったようです。特に息子の場合は浣腸のあと腹痛が酷くなるようで、それが怖くて嫌だと言っていました。
親も心配なので早々笑ってばかりおられず、イライラする事もしばしば。
押したり、引いたり、励ましたり、、、、と、なんとか二人で頑張りました。

痙攣性便秘の症状で息子が辛い目にあっても、ちゃんと子供を育てていかなければいけないことは本当に大変でした。

例えば、食事や水分補給の管理や、腹痛で休みすぎると、学校や友達などが面白く無くなってきます。
最初は私もわからず、痛い日は休ませたり、早退が多く続きました。初期の頃は原因がわからず、入院してしまった事があり、すると、ますます学校に行きたがらなくなりました。
原因がわかってからも、痙攣性便秘の不快感と痛くなったらどうしようという不安から外出もあまりしたがりませんでした。
家にいると、ますます負のスパイラルに入り学校に戻りづらくなって行っているように思い、保健師の先生、担任にお願いして
「できるだけ学校で休憩させながらいさせてください。あまりにひどい時は保健室で温パックをしながら休憩した後、痛みが少し引いたら横になりながら教室にいさせてやってほしいです。」
と話しをしました。そして、元気な時は発散のため、今までやっていたスポーツやダンスをさせていました。

しかし、プレッシャーをかけすぎると余計に腹痛に繋がってもいけない、反面、学校を休んだ次の日、あるいは休んだ結果の転校、留年もストレスになってしまいます。
さじ加減が難しいところでした。

そして私が本人に言ったのは、とにかく毎日数時間でいいから行ってごらん?でした。

行かないことで友人や学校内容で知らないことが増え、それが不安につながったようでしたので、息子には「知らない事が、人を心配にするんだ。大人でも知らないことがあったら不安になるんだよ。」と説明しました。
そして、学校にいる時間が増えていきました。本人なりにとても頑張ったんだと思います。
学校に1日いられた日は「僕ね、今日は1日行けたよ」、とお腹が痛いながらも嬉しそうでした。
そして、早退があっても1週間続けられた時は、本当に誇らしげでした。
続けられた時は、とにかく褒め続けました。

学校が徐々に毎日行けるようになりましたが、腹痛を理由に物事を途中でやめることが多くなりました。

目に見えない病のため、時として理解が得られにくいことを息子に説明しました。
「残念ながら、世の中の人には君の辛さは目に見えない。しんどいけれど、強くなって!
お腹が痛いことを理由に、途中で何度もやめたら『どうせあの子はお腹が痛いから』って知らないうちにチャンスをくれなくなる。
辛いけど、人ってそんなもの。本気でやりたいことは大変なのはわかっているけど、途中でやめたらダメなのよ。
休憩しながらでいいから、続ける姿勢を見せてごらん。これは君が本当に強くなれるためのチャンスだから大丈夫。」なんて厳しいこと説明したことも度々あります。
正直、私も心配で辛かったです。

そして、休みごとにとにかく息子の友人を沢山家に呼び、長期の休みには必ずお泊まり会を連夜していました。
そのせいか学校との友人との距離が以前のように縮まり、お泊まり会をするたびに学校に戻りやすいきっかけになっていたようです。
また、腹痛が治った時はスポーツを続けていました。

そうは言いつつも、本人は子供なので、理解ができない部分が沢山あったようで、わからないので不安でとても辛かったと思います。
そして、私とも何度もお互い泣きながらぶつかったこともありました。ぶつかった後、私もやりきれない気持ちでいっぱいでしたが、
本人は気分的にも肉体的にもとてもしんどかったのに、私にぶつかって申し訳ない、でも素直に言えないという歯がゆい気持ちでいっぱいのようでした。

しかし、こんなことを繰り返した後は、必ず本人が成長していたように思います。

カウンセリングも試してみましたが、
あまりおしゃべりでない息子には余計カウンセリングが煩わしかったようで、彼はだんまり君だからきっと時間がかかるよ、と先生も手を焼いていました。
結局、友達とたくさん遊んだこと、運動をしたことが元気につながったようでした。
カウンセリングの先生は「とにかく、君のやったことは息子さんにあってたようだね(笑)僕にもだんまり君向きに聞くコツを教えてくれよ」と冗談を言われ、結局カウンセリングは本人も嫌がって3度でやめてしまいました。

性格によって、「緊張と緩和」の方法がいろいろあるように思います。
息子には、「緩和」は知らない人に話すことではなく「家族と楽しく過ごしたり、友達と遊んだり、スポーツをしたり」という、先生のおっしゃった普通の生活ことだったようです。
また、息子にとって水上先生が一番信頼の置ける先生で、先生の言葉が一番安心するようでした。

息子はまだ完治まで行き着いていませんが、もうあと一歩です。
痙攣性便秘がひどかった時は、とにかく何を食べても飲んでもあまり変わりませんでした。
完治まであと一歩?という今となっては適度な水分量は必要だと思います。
(息子は水やお茶が嫌いな上、お米よりもパンが大好きなので、見ていないと水分摂取量が極端に少ないのです。)
見ていると、今は水分摂取が多い日が続くと以前に比べお腹が動きやすくなってきているように思います。

息子の手紙にもありましたが、とにかく前向きに、治ると信じてやっていくことだと思います。
私は基本的に人には自己治癒能力というものが備わっていると思います。
時にはお薬、特にはカウンセリング、、、方法は人によって違うと思いますが、
家族は治る力を信じて楽しく笑わせて、そして、本気で前向きに!サポートしてあげることだと思います。

とにかく信じて頑張り続けてよかったと思います。



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3歳女児 排便姿勢と直腸性便秘による慢性便秘のお子さん

離乳食を食べるようになったころから便秘になり、小児科にかかっていました。

ですが、全く改善されず、ひどい時は、ふんづまり状態で、三日間ほど10分おきに苦しむこともあり、少しだけ粘着力のある便がお尻についてしまうので、毎度流して、3日経つ頃にはお尻が真っ赤でそれは可哀想な状態でした。
夜中もずーっと本人も寝られず・・・
もちろん親も寝られず催してくるたびに娘と苦しむ状態で、その状態になるのが怖くて下剤を小児科で出されていたので、ずーっと飲ませていました。

毎度下剤を飲ませるたび、こんなに小さいのに下剤を使って大丈夫なのだろうか?とか不安になりつつも、下剤をやめると、またひどい糞詰まりに・・・

娘も苦しいのがトラウマになってしまっていたのか?
ウンチをとても嫌がり、出したがりませんでした。
それも、悪循環で本当に困っていました。

小児科の先生も、どうにかこの苦しみとってあげたいね?って話してくれていたのですが、下剤を処方することしか出来ない・・・っといった状態で、色々何かいい方法がないか?
わらをもすがる思いで、久里浜医療センターに来ました。

インターネットで調べていたところ、小児便秘外来があると!
とにかく行ってみよう!っと思って水上先生に見てもらったところ、座ってちゃんと踏ん張れれば大丈夫だと思うよ!っと、優しく話してもらいました。

話し方もとても優しく、娘も怖がることもなく、話してもらって、初めは今までずーっと苦しんできて、本当にこれで改善するのかな??先生は苦しんでるところ見てないからそんな感じなのかな??なんて、失礼ながらも半信半疑・・・ 下剤やめたら又あの苦しみになってしまうんじゃないか?
なんてちょっと怖くもありました。

毎度お尻が真っ赤で、本当につらい状態が続くので、ある意味決死の覚悟で下剤ストップ!
先生に言われた通り娘に最初は半強制的に頑張って座らせることから初め娘もトラウマで、トイレに座りたがらなかったのですが、一度なんとかトイレに入れて無理やり座らせて出させたら少し、娘も出るんだ!って思ったのか、最初ほどトイレで座ってのウンチを嫌がらなくなりました。

毎日娘と二人で長い時間かけてトイレで頑張って、それからというもの・・・
あれよあれよと改善して、今では先生に何も処方されなくてもちゃんとウンチ出るようになりました!

本当に普通のキレイな形のウンチが出た時はもう感動者でしたが、本当に水上先生に見てもらって良かった?!っと
今ではすごく感謝しています。

あんなに苦しんでいたのが嘘のように快便になって、一日2回すんなり出ることも!

本当にありがとうございました。

 

小児の便秘には日本人特有のおしりの構造の問題で便が出にくく、直腸に便が残って直腸性便秘になってしまうお子さんいらっしゃいます。
おしりの構造から便が出にくいので、薬でおなかを動かすだけではおなかが痛くなるだけで根本的な解決策にはなりません。
オリゴ糖で便を柔らかめにコントロールして排便姿勢を指導することで、現在はお薬(オリゴ糖)がなくても自然に排便できるようになりました。  

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10歳男児(腹痛を伴う便秘):本人の母親も兄も便秘既往あり

5歳までは2〜3日に1度のペースでしたが、毎回太いバナナ便でした。6歳になったころより、急に排便が困難になりました。食物繊維で対処していましたがだんだん効かなくなり、小児科でラキソベロンを処方され便秘が4〜5日になったときだけ使用しました。便の形は以前より細くなりました。

4年生になってから、朝起き上がれないほどの腹痛を訴えて学校を遅刻することが増えました。便秘外来を受診したところ食物繊維をしっかり摂り生活習慣を改善することを指導され、マグラックスを処方されました。この指導で2〜3日に一度ですがバナナ便がでるようになり腹痛も改善し、きちんと登校できるようになりました。

しかし、5年生が始まると便秘も朝の腹痛も悪化しました。ラキソベロンを飲んでも効かず、朝は腹痛で起き上がれず、4月なかばに学校を一週間休みました。このまま休み癖がついてしまい、勉強が遅れることと、このまま健全な社会生活が送れなくなるのではと心配になりました。毎朝、今日もお腹が痛いと訴えられるのではないかとドキドキ・イライラが続き、私自身が胃痛で人生初の胃カメラを飲みました。

一番不安だったことは、何をやっても解決策にならなかったことです。

  • 有効だったことは、情報収集と水上先生のお腹マッサージです。

     インターネットで調べたり、周りの人に相談しておくと有効な情報を得られます。
今回私はたまたま水上先生の便秘特集のテレビを見ていた母から「すぐにテレビを見なさい!」と情報をもらい、その夜さっそくマッサージを試すと、翌朝スッキリ排便がありました!

  • あまり効果がなかったことは、便秘薬・浣腸・水分摂取・食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌・オリジナルお腹マッサージ、でした。

私の息子には従来の便秘対策はあまり効果がなかったようです。

困っていた時、同年代のお子さんの便秘の状況が知りたかったです。
インターネットには、小さい子の便秘には情報が多いのですが、小学生の便秘解消法や体験談はなかなかありませんでした。上の子も小学生になったら急に便秘が治ったので、他の同年代のお子さんは便秘知らずなんだと思っていました。どうしたらいいか分からず、とても困りました。

解決策は、お腹マッサージと、思い切って受診したことです。
テレビのマッサージで翌日スッキリ排便がありましたが、その時はたまたま便が出たのだろうと実はその後マッサージをしませんでした。それからまた酷い便秘と朝の腹痛に悩まされ、一週間学校を休みました。ラキソベロンが効かない以上、病院にいっても効かない薬を出されるだけだと思ったので、思い切って直接受診しようと思いました。最初は子供が診てもらえるのか、病院ホームページにアルコールと書いてあったので環境が悪いのではと心配になりましたが、杞憂でした。

切羽詰った私の話をきちんと聞いてくれ、病気の経過と腹部診察とレントゲンで便と腸の状況を判断して「今たまっている便もマッサージで出るから心配しなくて大丈夫ですよ」と言ってくれました。こんな時、これまでは薬や浣腸を勧められるだけでしたので、とても救われた気持ちになれました。

 翌朝、マッサージをすることで薬を使わなくても本当に便が出て、とても嬉しかったです。それからほぼ毎朝きちんとした便が出ます。ただマッサージを始めて便秘はすっかりよくなりましたが、当初は朝の腹痛は治らず、まだまだ学校を休みがちでした。
水上先生のところに行ってから2か月たった現在、起き上がれないほどの腹痛を訴えることは減り、学校に行ける日が増えました。
今まで一般的に便秘に良いと言われていることは私の息子には効きませんでしたがお腹マッサージと生活上のアドバイスがとても良く効きました。



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3歳男児 直腸肛門角(おしりの角度)による直腸性便秘のお子さん

離乳食を始めた頃からずっと便秘に悩んでいました。なかなかお通じがなく、綿棒で突っつかないと出ないという状況が続いていました。

1才を過ぎてからは綿棒では出なくなってしまったので小児科でラキソベロンという下剤を処方してもらい、最初は4滴で出ていましたがだんだんと増え8〜10滴飲ませるのが普通になっていました。

食事にも気を使い、嫌いな野菜も工夫して食べさせたり、オリゴ糖を飲ませたり、体操教室にも通わせました。それでも便秘はなかなか治らず、2才半の時から1週間出ないのが普通になってしまい、小児科で浣腸をしてもらって出すという行為の繰り返しでした。浣腸をしても出ない時もありました。

息子もうんちをするという事が恐怖になってしまい、下剤を飲んで1日中泣き叫んで痛がる姿を見るのがとても辛かったです。
もうすぐ幼稚園に通い出すのにどうしようという焦りの気持ちでいっぱいでした。

もしかしたらただの便秘ではないのでは?という疑問を抱き始め、ネットで色々と調べているうちに久里浜医療センターに便秘外来がある!というのを見つけ、すぐに伺いました。

レントゲンで息子の腸は、ねじれているからお通じがしにくい、そしてお尻も切れやすく更に痛いので余計に我慢してしまってどんどん溜まっていってしまうという事を水上先生に教えて頂きました。

水上先生に、こうやって足を閉じて体を前に出してすれば痛くないよ!と優しく指導して頂き、その日から息子は泣きながらも頑張って何度も練習をし、まだその時はオムツでしたが、オムツもすんなり外れ、トイレでしっかり出せるようになりました。今は3日に1回のペースでお通じがあるのですが、毎日出るようにする事が今の目標です。

水上先生に出会ってから息子は、うんちをする事は恐怖ではないという事と先生スタイルですれば痛くないという事を学び、トイレを嫌がらなくなりました。

母親の私も、正直息子の便秘の事でかなり悩んでいましたが、水上先生に出会ってから精神的にとても楽になりました。
先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後ともよろしくお願い致します!

直腸肛門角(おしりの角度)の問題による直腸性便秘のお子さんです。
腸の形の問題もあったため下剤(ラキソベロン)で強い腹痛があったようです。
お通じを軟らかくし、適切な排便姿勢をとるように頑張ったことでおしりも痛くなくなり、
下剤も不要になり速やかに良くなりました。

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3歳男児 直腸肛門角(おしりの角度)による直腸性便秘のお子さん

診察時、正しい排泄姿勢をご指導いただきその日から実践したところ、
少しずつ排泄にかかる時間が短くなり、1〜2日に1度出るようになりました。

その後、徐々に内服薬の量(ラキソベロン、モニラック、ミヤBM)を減らし、
2月に胃腸炎になったタイミングをきっかけに全ての内服を中止してみたところ、
便の量・形状、排泄時間も変わらず、3月以降なんと毎日排泄ができております!!

新生児期から便が出にくく綿棒で刺激をし、
離乳食後は更に便が硬くなってしまい、色々な”お腹にいい食品”を試したものの変わらず、
1歳過ぎからは小児科で内服薬をもらい毎食後内服させていたもののよくならず、
保育園に行きだしてからは4〜5日に一度、1時間以上かけ大泣きで排泄するので見ているのも辛く、
話題の中心にいつも排便の話がでるようになっていました。
2歳を過ぎると、ますます排便を避けるようになり、便意を感じると脚をクロスさせ全身に力を入れてしまい、
排泄までに2時間以上かかるようになりました。
ラキソベロンを使っても出ず、座薬も効かず、浣腸をしないとまとまった排泄ができなくなり、
浣腸を嫌が り「いい子にするから痛いお薬(浣腸)はやらないで」と泣いて訴えるようになり、
小児科でも「これ以上お薬は増やせないので今のまま様子をみるしかない」と言われてしまい先生をお尋ねしました。

先生は診察時に「腸の形の問題がきっかけで便意を感じるスイッチが入らなくなっている状態だから、
正しい排泄姿勢で毎日トイレにいく習慣をつければ必ずよくなる」とおっしゃっておりましたが、
本当にその通りで、受診後、結局1度も座薬や浣腸を必要とすることはありませんでした。

もう少し早く水上先生のところへ受診させてあげられていれば、息子にもあまり辛い思いをさせずに済んだと思いますが、
先生に教わった座っ て膝を抱える排泄姿勢を「忍者のポーズ」と得意気にし、
排泄ができると意気揚々と大人に報告している息子を見ると、色々なことがわかるようになってきた時期だったからこそ
治療がスムーズに進んだ面もあったのかなと思ったりもしています。

新生児期からの悩みだったため、1度の受診でこんなにも変わるとはただただ驚きです。
ご指導いただき、本当に本当にありがとうございました。

今後は外出先で排泄する機会も増えると思うので、
普段と違った環境でも正しい姿勢で排泄できるように教えていきたいと思います。

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(HPの書式に合わせお母様の御承諾を得て一部改変しております)

排便障害の小児患者のほとんどは上記体験談でお示ししたようにお尻の形に合わせ た排便指導や腸の形に合わせたエクササイズで速やかに改善していきます。
成人の患者さんと違いは病気の期間が短いため回復の時間も短いことです。

通常は2-3回の診察で治療が終了します。遠隔地の方は御住居の近隣医療機関と 連携して治療の継続を致しますので遠距離の通院は不要です。
排便障害で悩んでいる小児患者様のご受診をお待ちしております。
病気の原因を知って、治して、楽しい生活を取り戻しましょう。

                                             IBS・便秘外来 担当:水上健
                                             初診は予約が必要です。

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